2015年08月17日

ハルビンへの旅(その4)



ハルビンといえば日本陸軍731部隊の細菌兵器開発のために人体実験を 行い3000
人もの中国、ロシア人を虐殺した施設があることが知られている。
終戦直後、隠蔽工作のため建築物の多くは破壊され機密資料も焼却され、
残された広大な敷地は工場や住宅に使われていたが1985年に侵華日軍第731部隊
遺址として開館、2006年以降は立ち退きと遺跡発掘や修復が進められている。

訪ねたときは火葬の煙突三本をデザインに取り入れた、いかにもオドロおどろし
い建物を建築中、相当に刺激的な展示や映像が見られることになるのではと思う。
反日感情をかなり高めるのではという心配がある一方、戦争の残虐、人間が集団
になると起こし得る愚行を未来永劫伝え、二度と戦争を起こさない強い仕掛けと
なることを期待したい。
来年の夏にはきっと見学できることになろう。
広島、長崎の原爆資料館を見た時以上にショックを受けそうだ。(つづく)







Posted by Qさん 大魔人 at 22:17│Comments(0)
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ハルビンへの旅(その4)
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