2015年08月10日
ハルビンへの旅(その2)









友 人の家族には大変お世話になった。着いた当日にご馳走いただけると思った
ら何と滞在期間中、四晩とも晩餐会が用意されていた。
全て個室で各部屋には20人が食を囲むことのできる椅子に丸テーブル、食事前の
一時を 過ごすソファー、トイレがある。次々にできたての料理が電動のターンテーブルに置かれ、目の前
にきた料理を銘々に取っていく。ここハルビンは東北料理の類いに入る。
内陸部であるから、魚介類よりも肉料理、野菜料理が多い。しかし、コテコテの
郷土料理ではなく、中国の国内外の料理がアレンジされている。苦手なパクチィー、内臓の類さえ
入っていなければ大方の料理は美味しく頂戴した。ここハルビン毎年ビール祭りが行われるほど
「ビールの都」として有名。ビールの一人当たり年間消費量1位は文句なしのミュンヘンなので
すが、2位3位は諸説あるようで、モスクワだったり、パリだったり、ここハルビンだったりする。
少し軽めのハルビンビールは辛め、炒めものが多い料理に相性がいい。乾杯「カンペイ」と言われ
互いに杯を一気に空ける飲み方にお腹が膨らみ抵抗はあるが、基本的に自分のグラスには
自ら注ぎので、ある程度マイペースで飲むことはできる。
カンペイの時には相手を立てるべき時には自分のグラスの渕を下に当てる必要がある。
日本でもその事を意識する人も見受けられる。離れた席の人に対してはターンテーブルにグラスの
底を当ててカンペイの形をとる。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:34│Comments(0)