2015年07月17日
九州視察6月の旅(その3)









今夜は行きつけの農家民泊の宇佐市安心院町にある舟板昔ばなしの家、中山ミヤコさん宅だ。
いろりを囲んで旬の野菜を使った料理が出るは出るは 特にお気に入りはドジョウの唐揚げだ。
地元で養殖されている。ご飯は鳥の混ぜご飯のむすびだ。すでに満腹、とてもお腹に余地はない。
翌朝に持ち越しだ。
朝食後に由布院に向かった、車で30分も走れば着く、この日は第18回ゆふいん文化記録映画祭の日だ。
小生が由布院勤務を終えた年に始まった。
中谷健太郎さんが「Qさん、ドキュメンタリーの映画祭やろうと思うんだけど、どう じゃろうか?」
イベントには結構事務局職員の手を取られるし、休日出勤もさせなくてはならないので、渋い顔見せたら
「いいんだ、やりたくなきゃ 一人でもやるぞ」
健太郎さんはやると言ったら、そこにはバックギヤもブレーキもない。
あれよあれよと由布院の中に三本目の映画祭を立ち上げてしまった。
スタートは有志が始めるのだけど、いつのまにやら若手に実行委員長を譲り、
地域の祭の色合いを出していくために、映画祭の交流会場を温湯区の公民館にして、
壁には一面、花の御礼として寄付者の名前と金額を書いた半紙が貼られていく。
さすが、健太郎さんである。映画祭の会場に、交流会の場には九州大学はじめ多く
の学生がボランティアとして参加している。その若さがどちらかというと地味な
文化記録映画祭を華やいだものに変える。
我が町小山町でも昨年、映画祭が始まった。ここは専属のロケサポート職員の活
躍もあって、ロケ現場にされることが多い。そこで「博士の愛した数式」をはじめロケされた
映画を観る第一回映画祭がひっそり産声を上げた。今年が開かれるか定かではない。
由布院の伝統ある映画祭には遠く及ばないけど、素朴さ、手作り感は満載、
開催の折りには是非観に来て欲しい。
交流会場にはななつほしin九州のデザイナーの水戸岡鋭治さんもJR博多シティ
の 丸山社長、静岡県の世界遺産センター設計の建築家の坂茂さんも作家の森まゆみさん
もいて、楽しくお話しさせていだいた。
もちろん、由布院のかつての同志達ともね。夜深くなった頃、宿に戻り気絶するように床についた。
翌日は信田さんが佐賀県みやき町に送ってくれた。ここで我小山町長と町長戦略課長と合流した。
ここから、本番の視察のはじまりはじまり。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 23:05│Comments(0)