2015年04月01日
クロアチアへの旅(その2)
クロアチア共和国は、1991年にそれまで連邦を構成していたユーゴスラビ アか
ら独立している。
そして、ほぼ丸一日かけて辿り着いたここドブロブニクには、1979年に世界遺産
に登 録された旧市街があり、「アドリア海の真珠」とも謳われる美しい町並みを誇っている。
アドリア海沿岸でも傑出した観光地である。対岸はイタリア。
海洋貿易によって栄えた都市で、巧みな外交術と豊富な富に支えられ15世 紀か
ら16世紀にかけて特筆するほど発展している。
1970年代、恒久的に戦争による破壊から守るために非武装化されたが、1991年の
ユーゴスラビア崩壊に伴う紛争でセルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間包囲(ドゥブロヴニク包囲)され
砲撃 により多大な損害を蒙っている。このことについては後述する。
夕 食は旧市街地にあるシーフードレストランでとることにした。リゾット、
ムール貝、エビ、いか、イワシ、白身魚をたっぷりのオリーブオイルにニンニク、塩コショウで炒め、蒸した鍋は
実に美味しかった。ただムール貝の身の収縮ぶりがノーグッド。
レモンビールなるものを知らずに頼んだが、なかなかイケた。長女は気に入って
いた。屋外で食べていたけど、寒さに我慢できなくなり、店内に場を移し、頼んだもの
全て平らげ、しめて446クーナ、1クーナ17円。なかなかリーズナブルである。(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at 22:56│Comments(0)