2014年08月09日

小山町でのお話(その2)






さ て、役場では経済建設部専門監という職名をいただいているが、関係する課長は10人、
部をまたいでおり、実態と合わなくなっている。町長からの特命事項を担当課長と打合せ
しながら実現に向け道を拓くことが小生の役割だ。

健康福祉会館、役場エトランス部のリニューアル、足柄駅のコミュニティーセンター化、
足柄温泉のミニ道の駅建設、須走小学校校舎増築、南藤曲宅地造成設計施工一括
発注、金時公園・誓いの丘の再整備、NPO活動支援、観光振興計画、景観計画策定、
どぶろく特区、企業誘致、こんなところが具体の仕事だ。

 これまで県庁、由布院、豊岡村で体験し学び得たことに人的ネットワークを加え、
全能力をフル動員して仕事に臨んでいる。

最 近道筋がついた仕事に「南藤曲宅地造成事業の工事請負に関する包括業務指
名プロポーザル」の実施がある。行政の仕事で設計施工一括発注は、
殆どされたことはない。少なくとも県内に事例はなかった。

 でも、町長からひと言「設計施工でやった方が安いだろう」の一声に後押され
るように、実施に向け走った。

小山町では「富士 のふもと 人々のふれあう 心豊かなふるさと・おやま」を
実現するために、生活基盤である「住まい」について、新しい住まい方として、
生活と自然が調和する「家・庭一体の住まいづくり」を進める。これがこの住宅地の理念だ。

 5,500平米の土地に16宅地ほど配置した設計図を描き、開 発行為の申請、
土地の筆の整理まで含めて6,000万円、これにモデルハウスを自社で建築するこ
とまで求めているのだから少々無謀かなと思いつつも実施要領をつくった。

5社指名2社辞 退、応募してきた残る3社の内2社は予算オーバーで失格。
結局1社が残りプレゼンテーションを受けた。趣旨に沿う満足度の高い提案が出されたこと
で一つのことが進んだ。
予算内に収めるように設計内容をコントロールしながら今年度末の完成を目指す
ことになった。
“憧れの住宅地”にするために、分譲時には建築協定やデザインガイドライン、建
築に関する補助金、お奨めの設計事務所・工務店の紹介といった踏み込んだものを提供したい。
毎回前月比マイナスの町の人口にちょっとでもストップをかけるのが使命なのだ。(つづく)


※写真は町内にある富士スピードウェイで本日開かれたSUPER GTの予選
レース場は我が家から15分で着きます。御殿場アウトレットもね






Posted by Qさん 大魔人 at 21:58│Comments(0)
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