2013年11月23日
ななつ星in九州(その12)





由布院の伝統芸能を堪能した後、客車に戻りいよいよ晩餐の始まりだ。
ドレスコードはセミフォーマルとある。出発前に式典があったことから、
ずっとバンキシャで紹介されたTAKEO KIKUCHIでしつらえたスーツのままだ。
1号車のラウンジカーに私共の晩餐の席は用意されていた。
この間、列車は由布院駅と南由布駅を往復している。
列車での旅であるのに駅に止まったままという訳にはゆかない。
でも、晩餐会に出される食器は足の高いワイングラスに始まり、
有田焼の窯元「清六窯」の白磁の器、ナイフフォークはノーベル賞の晩餐会
にも提供されている新潟県燕市にある山崎金属工業製と、
テーブルから落とすようなことがあってはならぬ逸品ぞろい。
そんなことで、相当にレベルの高い揺れの制御が求められる。
これには、新日鐵住金が開発したアクティブサスペンションが活躍している。
車体に備えられたセンサーで車体の振動を検知し、逆方向の力をアクチュエーター
で発生させて振動を打ち消すというものだ。
Posted by Qさん 大魔人 at 00:58│Comments(0)