2013年11月16日

ななつ星in九州(その11)






アルテジオから戻ってくると、駅のアートホールという名の待合室は神楽の舞台と
客間に変身していた。
アートホールは毎月ごと選抜された作家が展示を行っている。
 今はもうないけど「ゆふいんの森号」にはその作家の作品を展示する
アートラウンジカーといった車両が用意されていて、博多駅から「ゆふいんの森号
」に乗ったとたん由布院が始まるといった趣向だった。
そして、月替わりの作家を囲んで駅アートホールで夜パーティを開いていた。
パーティーの最中に列車がホームに入ってくる姿が縦長の窓から目に入り、
それ自体も絵になっていた。

こ の夜の出し物は、由布市庄内町の平石神楽座が舞う最も勇壮で人気の高い
“やまたのおろち”伝説だった。
高天原を 追放された須佐之男命(すさのおのみこと)が、 美しい娘
(櫛名田比売(くしなだひめ))が八頭八尾の大蛇(やまたのおろち)
に食べられるところを、結婚を条件に救うという神話。
 大蛇に酒を飲ませたあと太刀を振り回し退治、そのとき退治した
大蛇の中から出てきた刀が「草那芸之大刀(くさなぎのたち)」で
,これを「天照御大神」に献上したとさ。

勇壮な舞 を盛り上げるご年配の方が叩く太鼓に驚いた。
全く疲れを知らないようだ。
皆、大満足の歓迎の神楽の舞だった。心から感謝申し上げた。




Posted by Qさん 大魔人 at 00:17│Comments(0)
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