2017年01月16日
ドバイへの旅(その5)










沿線から見える風景はグレイだ。緑は人工的につくり、育てないと無い。人間が
造った以外は全て砂漠。 車のディーラーも目にする。トヨタ、ホンダは当たり
前にして、ありましたねぇランボルギーニにベントレイ。
ベンツ、レクサス、BMWを目にすることが多い、タクシーは殆どトヨタである。
目的地のイブン.バックトゥータモールは駅のすぐ前にあった。インド、ペル
シャ、イスラム等デザインが異なるゾーンがある。
店に入ることなく歩いていくと、ありましたありましたスターバックス。モスク
を模したモザイクタイルの高い天井に圧倒される。
飲み物のお値段は日本並みだった。
モール内をひととおり歩いた後はホテルに戻り、ダウ船ディナークルーズに備え
た。19:50に迎えに来るとバウチャーには書かれている
にも関わらず40分ほど前に到着、急かされた。でも他のホテルにも寄ってピック
アップしていくから、
各ホテルで待たされクリークのダウ船乗り場に向かった。
早い乗船とはなったが、出発は21時、料理もそれまではオアズケだった。他にも
その手の船がたくさんあり、
ドバイ観光の目玉になっていることに気づかされた。時はクリスマスイブ、サン
タに扮装した乗組員がアラビック
コーヒーと甘いデーツのお菓子で歓迎してくれる。
基本アルコール無しの国だから、シャンパンがウェルカムカムドリンクで出てく
ることはない。ようやく出港、
そしてビュッフエスタイルの料理の提供も。料理は美味しくない。
その代わりクリーク沿いの街並みはライトアップされ美しかったし、行き交う電
飾された船を見るのも楽しくはあった。
船内では女性ボーカルのクリスマスソング、駒のように回るアラビアのダンス、
スーフィーダンスと呼ばれるもの、
伝統舞踊のアトラクションはいずれも良かった。特にスーフィーダンスには驚い
た。カラフルな大きな傘のようなスカートをまとい、
太鼓やラッパの音楽にあわせてくるくると激しく回る。本来はイスラム教の一派
であるスーフィズムの宗教行為で、
回り続けることで一種のトランス状態になることによって神と一体化になること
を理想としていたとのこと
。ただ回るだけではなくて二重になっているスカートの一枚を頭の上で回し、キ
ノコのようになったり、
電飾でキラキラ光ったりで、そのパフォーマンスに驚きっぱなしだった。そして
最後は、スカートを丸め赤ちゃんを抱っこしたポーズとなる。
2時間で下船、ホテルに送ってもらい、その後は速やかに就寝した。翌日のホテ
ルの朝食はビュッフェ形式で美味しいものが多かった。
(つづく)
Posted by Qさん 大魔人 at
22:34
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